ちょっと奥さん!直木賞だって!w
容疑者Xの献身
東野 圭吾
東野圭吾は昔から好きな作家ですが「容疑者Xの献身」で
6度目のノミネートの今回、はれて受賞となりました。パチパチパチ。。。
ちなみに過去に江戸川乱歩賞と日本推理作家協会賞も受賞されてますね。
巷で知名度が上がったのは「秘密」あたりかな?
今の作品も洗練されていて好きですが私的には昔の作品の方が好きですね。
渋いところでは「魔球」初めて彼の作品を読んだ「十字屋敷のピエロ」
クライシス・サスペンスと銘打った「天空の蜂」、「変身」etc.…
いい意味で今よりちょっと尖った感じを受けました。
と言っても元々彼の作風はタッチは優しいんですが
結構刹那的というか一見ハッピーエンド??いや、いや、いや…
え!?うわぁ!…切なぁ!とか恐っ!って感じが多いけれども。。。
この人の作風は変化自在というか本格物と思えば
次作はラブストーリー仕立てだったりサスペンス漂うミステリだったり…
ご自分でも模索されていたのかもですがそれにしては
だれも完成度が高くて…読む度に驚きがありました。
それに加え、結末で謎が解明しても二重のどんでん返し。。。
新作が出るのがとても楽しみにしていたものです。
ちなみに同じ大阪出身ということでエッセイも「ある、ある〜!」と
共感できたのはまた別の話ですがw
敢えて言うと「今頃受賞?」って感じですが、まぁ目出度い♪
贔屓の作家が受賞ってのは嬉しいもんですね。
でもでも受賞してもしなくても作品がいつもの様に面白ければ
ぶっちゃけ私はどっちでもいんですけれど…|彡サッ