今年も


鎮魂と教訓、思い新たに…阪神大震災から11年


11年前って上のチビが2歳になる前でちょうど入院していたんですよね。
病院のベッドってキャスターっての?車輪が付いてるやん。
ストッパーが上手くなっていなかったのかグラグラ〜って凄く揺れて
ビックリして飛び起きたんだよね。


一瞬何事??と起き出してみると廊下も今の揺れでざわついていて。
他の患者さん達と凄い揺れだったよね〜と一瞬話し込んで
またベッドに入って2度寝しました。


でも状況が判ったのは次に起きてTVを付けたときでした。
目に飛び込んできたのは戦争?と目を疑うように壊れ
火に包まれている見慣れた神戸の町でした。


その頃旦那も神戸方面に仕事が多く、親戚・知人も
沢山いたので慌てて公衆電話に走りました。
この時期はまだ携帯もそんなに普及していないし
なにしろ病院だから。。。


やはり誰かの身を案じた人で電話は混雑していて
やっと順番が回ってきたものの回線も混雑しているのか話し中の嵐。
昼に自宅や実家に連絡が付くまで肝が冷え切ってしまいました。


幸い知り合いなどで亡くなった方はいなかったけれど
旦那の取引先の社長さんで私達の仲人をやっていただいた人の
自宅が倒壊されてしまい一時生き埋めになったそうです。


旦那は次の日に数人で救援物資を持ち原チャリで神戸に向かいましたが
TVで報道されたように高速道路は倒れ、あちこちに火の手は上がり…
自分の目で見ても信じられなかったと言っていました。


一度起きたことは無くなりはしないけど昨日書いた龍桜君の事件にしろ
教訓とするには重たすぎる出来事です。


だけど生きていかなければいけない私達は決して忘れずにいたいなと
思うのでありました。。。